あえて One Stop
少し思うところがあり、15年ほど前から圓福寺本堂で行う「One Stop 葬儀」をお受けしています。
「電話一本で安心して任せられる」ということを表すために、あえて、違和感があるこの名前で呼んでいます。
数人で行われる家族葬などのちいさなお葬式から、何十人かで集まられる中規模のお葬式まで、ご希望に応じて奉修いたします。
葬儀社選びで困らない
きちんとした葬儀社さんもある反面、今まで、そうでないケースも体験・見聞することがありました。
大切な方の逝去で憔悴されている場面で、かなり強めの営業を受けたり、納得しにくい追加費用で疲労困憊する。
低めの予算で申し込んだら、急に手のひらを返したように通夜・葬儀で放置される。
時には、寺院側の対応にもご遺族が戸惑ってしまう。
もちろん、信頼なさるご寺院と安心できる葬儀社をご存じであれば、そちらにお願いされることが一番です。
ですが、急なことでどこも当てがない方は、まずご連絡ください。
故人さまやご遺族に寄り添うお葬式になるよう、一同精進いたします。
五つの特徴
困った体験をされることが無いよう、「One Stop 葬儀」は、次のようなかたちでお受けしています。
- 圓福寺に電話一本いただけば、信頼できる業者さんをすぐに手配し、本堂での通夜・葬儀・初七日までを執り行います。
- 24時間、緊急時はいつでも対応いたします。(電話に出られない場合があります。「葬儀の件で」とメッセージを残していただければ折り返します。)
- ご希望により、① 小回りがきいて質実な価格の小規模業者さん、② 大手でも喪主さんの身になって親身に対応してくれる業者さんを、それぞれ手配いたします。費用は業者さんに直接お支払いください。
- 安置料、本堂使用料などは一切いただいておりません。
- お布施はすべてお志でお願いしております。なお、圓福寺では代々、法名(戒名)料はいただいておりません。
また、納骨から年忌法要、永代経(永代供養)まで、圓福寺で一貫してお受けできます。
ご連絡はいつでも
お急ぎでお困りの方、おつきあいのある寺院がない方、葬儀社選びにお悩みの方など、宗派を問わずどなたでもお申し込みいただけます。
たとえ深夜であっても、圓福寺住職(私)と面識が無くても、緊急の方はご遠慮なくお電話ください。
また、事前のご相談も承っております。
ご葬儀のながれ
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まずは、お電話ください。
その際に、おおよその規模やご予算をお聞きし、最適な方法のご提案と葬儀社の手配を行います。
ご親族がすぐに集まれない場合や、ご予算を特に抑えた形がご希望であれば、火葬後の葬儀式ということも一つの方法です。
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葬儀社から喪主さまにお電話が入ります。
故人さまをお迎えにあがる打ち合わせ等をしてください。
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圓福寺に故人さまをお迎えします。
準備出来次第、まず枕経と授戒を執り行います。
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葬儀社と打ち合わせを行ってください。
通夜・葬儀の日時、ご予算や内容などを担当者と相談してください。
当寺が手配する葬儀社さんには、希望されない追加などをお勧めしないようにお願いしております。
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式の日まで故人さまをお預かりします。
安置料などはいただいておりません。火葬場の都合等で何日か待ち日数があっても追加費用は発生しません。
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通夜・葬儀
圓福寺本堂にて、通夜・葬儀を執り行います。
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火葬・初七日
火葬を終えられましたら、本堂にご遺骨をお迎えして初七日法要を行います。
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四十九日法要(満中陰忌)
本堂またはご自宅にて四十九日法要を行い、一段落となります。
お志について
ご葬儀などのお布施についてご不安な方もいらっしゃるかと思います。
ご供養のページでも記させていただきましたが、ここにも再掲させていただきます。
よろしければご覧ください。
なお、火事や災害に遭われた方、公的扶助を受けている方など、ご事情のある方は無償で執り行わせていただいております。(会場への出張もいたします。ただし、業者さんへのお支払いは別となります。)
ご希望の方は、すでに火葬後であっても一度ご相談ください。
詳しく
「お志でと言われると、少し戸惑うんですが。。。」 ── 皆さんから、よくいただくお声です。
そうですよね。。。 立場を変えて、私が「お志で」と言われる側でしたら、心の中で「それが一番困るねん!」と呟きます。
下は、実録「お葬式の後のよくある会話」です。
喪主さん「もうそろそろ時代も変わったし、(お布施の金額を)はっきり言ってもいいんじゃねーか?」
私「いや、ウチずっとそれ(お志)で、きちゃったんで、、、」
喪主さん「それが一番困るんだわーー」
私「いや、わかります。でもまあ、気ー使ってもらわんで大丈夫なんで、なんとか具合のいいところで、、、」
喪主さん「ほうかー、んー、じゃあ、まあ、適当なとこでええか?」
私「はい。お願いします。」
お互いよく知っている間柄なので、それぞれ悪気なく言いたい放題ですが、代々の住職がそれ(お志)を守ってきた以上、私の代で変えるわけにもいきません。 酌んでいただけましたなら幸甚です。
ただ、お互いにお会いしたことがない方は、もっと判断にお困りだと思いますので、皆さんのボリュームゾーンだけご紹介いたします。 もちろん、必ずしも「この範囲」と限定しているわけではありません。
長者の万灯も、歓迎です。
お納めいただいた例
以下、永代供養や納骨はご一霊だけでなく、「○○家」として何霊さまか合わせた場合も含みます。
ちなみに煎餅も好物です。(冗談です。念のため。)
皆さん、それぞれに、それぞれです。
コラム
ご葬儀についての雑感
少し生々しいお話です。
ご興味のある方のみ、ご覧ください。
詳しく
「書く書かない、読む読まない」
これを書くべきかどうか、迷いました。
正直、私にも色々なお付き合いがあり、あまり各方面との関係は壊したくありません。
ただ、ご葬儀の運営について、あまりにも目に余る光景も何度か体験しました。
このコラムの後半には、そんなトラブルの事例をいくつか記しました。
名指しはしませんが、これにより数社との関係は壊れるかもしれません。
だとしても、うちの檀家さんやご縁のあった方には、そんな困った体験はしてほしくないので、書くことにします。
反面、規模の大小にかかわらず、喪主さんやご遺族のことをきちんと考えて動いていただける業者さんも多くいらっしゃいます。
読まれた方それぞれで、ご判断いただければと思います。
また「事例」には、読んで不愉快になる内容を多々含んでおりますので、「読まない」ということも選択肢であることを申し添えさせていただきます。
「One Stop 葬儀 のきっかけ」
12月31日。大晦日の夕暮れ。知り合いの葬儀業者さんから大慌ての電話。
「おっさん(和尚さんの方言)、今から仏さん(ご遺体)連れてってもいい?あちこちで断られたらしくて気の毒なんだわ。」
「んーー、わかった。すぐお連れして!」
かいつまんで書くと、喪主さんは、
- 予算を抑えた葬儀
- 大晦日のその時間では、会場の都合、人の配置や対応などを理由に、あちこちで断られた
- あてにできる寺院もない
- 現状は、受け入れ先がなくて、亡くなった病院から出られない
- 困っていくつも検索して、ようやくその業者さんが話を聞いてくれた
という流れのようでした。
正月支度がしてあった本堂の花を大急ぎで組み替えて、元旦のお通夜、2日の葬儀と執り行わせていただきました。
確かにその時期は亡くなる方も多かったので、あちこちの葬儀場が一杯だったのも理解はできます。ただ、もう少し予算のあるご葬儀なら式場の返事も違っていたかもしれないと想像すると、「なんだかなあ」と思ってしまった一件です。
反面、「何とかしてあげよう!」と、大晦日の夕暮れに奔走された業者さんのプロフェッショナルな姿にも頭が下がりました。
なんちゃらの沙汰も金次第。
これは、良くも悪くも事実です。
企業を運営していく以上、利益の追求は正しい。
しかし、正当な対価・報酬と、そうでもないもの。
ここの線引きはなかなか難しい。
大切な方が亡くなられて憔悴しきっているところへ次々にお金が絡む決断・決定を迫られる。
決定は必要なことですが、あまりにも困惑してしまうような場面は、出来るだけ避けたい。
私自身、後で述べる、目に余る場面にも遭遇しています。
それなら、うちでも安心して葬儀を任せられる体制を整えよう、というのが「One Stop 葬儀」の始まりです。
面識がある方を中心に、ひっそりと年に1~2件お受けするかどうかの体制でしたが、ホームページの刷新をきっかけに、公開した形でお受けするようにいたしました。
「お葬式の費用」
さて、本題です。
お葬式に必要な費用、ご存じですか?
搬送費用・安置・ドライアイス・お棺・骨壷・火葬料・人件費等。
これらを最低最安、一切の追加無しで組んだとして、おおよそ10万円前後。(地域差はあります。)
亡くなられたタイミングにより、火葬場が一杯で、火葬待ちの日数が出ると安置日数分の安置料が追加される場合もあります。
また、病院などから会場へご遺体の搬送距離が長くなると、追加の搬送料金が発生する場合もあります。
名古屋市の場合、公的扶助を受けていた方の福祉葬では、上限22万円ほどまで扶助されます。
(なお福祉葬では、お布施を払ってお経や戒名をお願いすることはできません。お布施が発生した瞬間に、遺族に支払い能力ありと判断されて扶助は受けられません。とある方のご葬儀で「お布施は一切もらわんから、戒名つけてお経読ませろ!」と役所の担当に言って通したことはありましたが。。。)
で、これらの金額を前提にして、安さを謳う葬儀業者さんが提示されている金額をご覧ください。
「〇万円~」。
ポイントは、「~」です。
中には、格安料金を「撒き餌」にして、ご遺体が搬送されて逃げ場をふさいでから追加料金を重ねていく業者もまぎれています。
ご遺体が会場に搬送されて以後に「~」のお話が次々と出てこないか、どうしても必要な費用で追加は無いか、ご遺体の搬送前にきちんと確認してください。
その式場に搬送されてからでは、、、
キャンセル料と、もう一度搬送する費用と、、、
もちろん、これらはあくまでも私の狭い体験に基づく「個人の感想」です。
くどいようですが、前述したような、こちらが頭を下げたくなるきちんとした業者さんも多いのです。
「事例あれこれ」
事例1 追加システム
見知らぬ電話番号からの着信。
出ると、ある地方の時宗寺院の檀家さん(今は名古屋在住)から、焦った様子のお電話。
その寺院から「圓福寺の住職に相談してみ」と言われて電話したとのこと。
お話の内容は、
- あまり費用をかけたくなかったので、ネットで検索して安いところにお願いして申し込んだ。
- 葬儀の寺院もその会社に紹介してもらおうとした。
- だが、その金額では寺院を呼んでお経を読んでもらうのは出棺前だけに限定。
- お通夜と葬儀で寺院がお経を読むなら追加で会場使用料〇十万円。お布施は別。
- 会場を変えようとしたら、費用とほぼ同額のキャンセル料とご遺体の搬送料の追加が必要。
困って実家の旦那寺に相談したら、圓福寺を紹介されたとのこと。
そこの住職から「たぶん何とかしてくれるやろ」と言われて電話したと。
仕方がないので、私も無い知恵を絞りました。
まず、会場の担当に電話をして「枕経はしてもいいやろ」と渋々ですが了承させました。
会場では、担当に怪しまれない程度の時間で、枕経に続いて「うっかり」お通夜のお経も略式で読誦してしまいました。
翌日の出棺時には規定通りに読経。
火葬の後に、圓福寺の本堂にご遺骨を移してご葬儀。
これで何とか落着したのですが、このお話、さらに続きがありました。
喪主さんの支払い能力を疑った葬儀社は、就職したばかりの(喪主さんの)娘さんに支払いの保証人になるサインをさせていました。
世の中、いろいろあるものです。
事例2 なぜ咳き込む
また見知らぬ電話番号からの着信。
出ると、とある地方出身の方(今は名古屋在住)から、困った様子のお電話。
- 急いでいたので、ネットで見つけた葬儀社に葬儀と寺院の紹介を頼んだ。
- やってきたお坊さんは、まともにお経が読めず、途中で何度もせき込んでごまかした。
- お布施の請求は、明細書形式で「枕経〇万円、通夜〇万円、戒名、葬儀、初七日、、」とまあまあの金額に。
- 葬儀の後は、四十九日の案内も何もない。
困って知り合い(うちの檀家さん)に相談したら圓福寺を紹介されたとのこと。
喪主さんの希望もあって、法名(戒名)を授与しなおして四十九日の法要をさせていただきました。
これ以上踏み込んだ内容については、憶測になってしまうので、割愛いたします。
事例3 軟禁?
これはうちの檀家さんのケース。
枕経のために、約束していた時間に行くと、まだ担当と喪主さんは打ち合わせ中。
私「あー、それじゃあ待たせていただきます。」
担当「始めといてください!」イライラ
私「いやあー、待・た・せ・て・いただきますわー」ニッコリ
どういうことかというと、担当は「喪主さん抜きで、勝手にさっさと枕経やっとけ」と言っているわけです。
担当は色々な追加費用を喪主さんに迫っている。
隣室から聞こえてくるのは、祭壇の格とか、精進落としの料理の話。
かなり強引。
担当は、私が枕経を始めないのでイライラ、喪主さんが首を縦に振らないことにもイライラ。
結局、喪主さんが少し押し切られる感じで決着。
終わるまで、私と、亡くなったおじいちゃん、静かに40分待っていました。
この担当、実は葬儀社の社員ではなく、会社と契約しているフリーの葬祭ディレクター。
(今どきこんな奴、絶滅せずに残っとるんや。。。)
その後、本社に電話して、圓福寺の檀家には二度とあのお方を担当につけないようにお願いをいたしました。
事例4 要るものと要らないもの
これもうちの檀家さんのケース。
枕経を終わって、喪主さんとの会話。
「時宗って、○○と○○(祭壇や会場のしつらえ)って絶対要るんですか?」
「まあ、有るに越したことはないけど、今は少ないですよ。」
「担当の人が、時宗は○○と○○が必要!みたいに言うんで。」
「んー?? で、どうしました?」
「住職に聞いてみる、って言ったら、黙っちゃいました。」
「ぷっ。それって、○○さん?△△さん?」
「△△さんです。」
「あー」
私も喪主さんも、これでだいたいの事情が呑み込めて苦笑が出ます。
△△さん、時々立ち話をする仲で、憎めない人なのですが、、、。
実績のグラフか何かがちらついたんでしょうか。
良心的なほうなので、今度会ったら、もうちょっと喪主さんや故人さまが喜べるものを勧めるように言っときます。
葬儀社選びもそうなんですが、担当ガチャの側面も構造的にあります。
「ポイントは指さし確認」
葬儀社でも寺院でも、ポイントはひとつずつの事柄をきちんと指さし確認することです。
費用については、その時点で総額いくらになっているのかも確認しましょう。
寺院とのおつきあいにおいても、きちんとした住職も多い一方、事例2のようなトラブルも耳にします。
下に挙げたのは極端な例ですが、やはり事前の確認は必要です。
- 寺院が管理する墓地にお墓がある方が、「遠いので」という理由で近所の寺院にお葬式をお願いしたら、墓地を管理する寺院に、お墓への納骨を拒否された。
- 何も希望を言わずに寺院に任せたら、葬儀に僧侶が9人来て青ざめた。
- 実家がお付き合いしている寺院(お墓がある)は遠いので、近所の寺院にお葬式をお願いしたら、実家の旦那寺が「戒名はこちらでつける」と言ってFAXで戒名を送ってきた。後日、〇十万円の請求。
立場上、これ以上言えないことも多々ありますが、葬儀社にせよ寺院にせよ、ひとつずつ確認をとって決めていかないと、後々の請求に青ざめてしまう場合もあるというお話でした。
うかつには死ねません。
ご相談・お申し込み
ご葬儀のご依頼・ご相談は、お電話にて承ります。
お急ぎでない簡単なご質問などは、フォームからでも結構です。
お 電 話
(9:00~23:00)
緊急のご用件には時間外もご対応いたします
なお法要中などは電話に出られない場合がございます
「葬儀の件で」とメッセージを残していただければ折り返しお電話いたします
ご 相 談
いただいた内容は、外に漏らすことなく、住職のみがお預かりします。